体力には、大きく分けて二つあります。「守る体力」と「攻める体力」です。
一つ目は、相手チームがボールを保持している際に使う体力のこと。つまり、ボールを奪いにいくスタミナ。
二つ目は、簡単に言えば前者の時間外。つまり、ゴールを奪いにいくスタミナ。
ある選手が、体力が100あるとしましょう。相手チームが強かったため、守る体力が80消耗されました。攻める体力は、残りの20でした。足して100です。
これは大きな間違いです。皆さん惑わされないで下さい。その思考回路・計算式が、勝てる試合を少なくしているのです。
この二つの体力は時間において常に表裏一体ですが、気力という部分が隠されています。その気力は、いつでもどちらにも変化することができます。主に攻める体力に転じます。
それは、サッカーをやっていたことがある方であれば分かって頂けると思います。
どんなに疲れていても、点を奪う場面では勝手に体が反応します。いかなる距離であっても。
そのオートマチックに動く反応こそが、人間の本能です。脳が動け!と指令を勝手に出し反応するのです。
精神的な部分で考えてみても、守るために走ることよりも、攻めるために走ることの方が若干軽やかになります。
先日行われたのサッカークラブW杯第2戦、アリアハリ対パチューカ。
アリアハリは、守り疲れて攻めれなくなってしまいました。
そのフィールド上には、体力の限界にまで達していた選手が何人かいました。
しかし、延長後半4点目を決めたパチューカの選手は、点を決める数分前にふくらはぎがつっていたのです。
つまり、
「攻める体力は、人間の本能の中に無限にある。」
どんなに相手チームが強くて、ボールポゼッションが長かっくて、守り疲れてしまっていても、
「攻める体力は残っている」
では、攻めるためには、
「ボールを奪いにいかなければならない」
だからこそ、
「攻める体力が豊富にあるのなら、守る体力(=ボールを積極的に奪いにいく姿勢)をしっかり身につけることが重要である」
そして、
攻める体力を無限に使う秘訣とは、
どんなに強い相手でも、
どんなに攻め続けられても
どんなに精神的に疲れていても、
「最後まで諦めずに一瞬の隙をつくことができるはずだと、常に考えながら信じてプレーすること。」
この思考が失われると、守り疲れて、攻める体力までも無くなってしまったという錯覚に陥ります。
すると、
「積極的にゴールを奪いにいく姿勢も失われます」
そうならないように、指導者・監督は、いかなる相手であっても全力で戦う姿勢を選手に身につけなければなりません。
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